岐阜で住宅の設計をしている事務所です。

2011-09-27

瑞穂市F邸 PHC杭工事

瑞穂市F邸、PHC杭工事が行われました。

これは、コンクリート造の建物の時に主に行う地盤改良方法で、今回のような木造の住宅ではほとんど行いません。

今回は、コストが安くなるということと安全性を考えて採用しましたが、かなりレアなケースだと思います。
PHCパイル到着。最上部と最底部は
金属になっています。
パイルを打つときのツメなどを溶接できるように
なっています。

長さ9m。マーキングしてあります。
ボーリング調査の結果では、9メートル下からは
耐力の強い砂質土がでています。
そこまで届かせて、建物を支持します。

先行して空堀りです。
なんと写真の方は女性!カッコイイですね。
(聞くと、社長の娘さんとのこと!)

引き抜くときに、土も一緒にくっついてきます。
ドロドロの耐力の全くない部分の土です。

到達点の土。
ここの耐力が無いと意味が無いのですが…

調査結果通り、砂質土が出てきました。
目視にて確認できるので、安心です。

 














PHCパイルを打ち込みます。

実際に土質を目視できるのが、他の改良方法との違いですね。

杭工事が終わると、いよいよ基礎工事に入って行きます。

窪江建築設計事務所  窪江健 

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