岐阜で住宅の設計をしている事務所です。

2014-09-29

現地調査&ヒアリング(浜松市)

今日は、新しく始まるプロジェクトのヒアリングのため、浜松へ。


ヒアリングを行った後、そのままいっしょに敷地へ行き、一緒に妄想…。
お隣は大人気のパスタ屋さんとのことで、多くの人が待っている状態。

三方向からよく目立つ敷地なので、建ち方、大事です。



隣地のクヌギの木がいい感じに茂っています。うまく取り入れたい

2014-09-18

敷地調査(岐阜市)




プランニングの依頼を頂いた物件の敷地調査に、やっと行けました。
すいませんです。スケジューリングの下手さを実感しておりマス…。

お隣の土地に、なにやら気になる建物がが建っているなー、と思って良く見ると、最初に務めた設計事務所の設計した住宅でした!

これは元ボスから、なんらかの回答を求められているキがする気がする  (気のせい)

いつもの通りで当たり前なんですが、
改めて、全力でぶつからせてもらいます!!




2014-09-16

イベントつづき

土、日、月の三連休でしたが、浜松で相談会、春日井でプレゼン、浜松で相談会とイベント続きでした。
ということで週が開けてみると、なぜかもう火曜日。
なんだか一日少ない感じで焦っております!


庭のケヤキも落葉しはじめる。掃除する---(イヤイヤながら…)

赤とか黄色とかキレイな色で紅葉するわけでなく、ただ茶色く色づくだけなんだけども、
茶色一色だけというわけでもなく、同じようなトーンで表と裏の色が違うし、他の葉っぱとも微妙に違っていて、少しづつ違いながら折り重なった落ち葉はとても美しいと思った。


で、綺麗になった庭と折り重なった葉っぱを見ると、よく分からないけどうれしくなるので、やり終わると、掃き掃除は嫌いではない。むしろ好きなんだよなー、と思う

でも明日になると、またイヤイヤなんだよなー。


写真に撮ると、実物の持つ色の美しさが無くなって、ただの枯れ葉に見える
ええ、写真の腕がわるいんでしょうよ







2014-09-11

京都旅行(建築でない)

この前の土日で、京都旅行。
今回の目的は「食事」ということでした。

初日は昼はお気に入りの割烹、夜は和の居酒屋、イタリアンのバー
翌日朝食は伊右衛門サロン、イタリアンリストランテ

妻が最も興味が有ることが「食」なので、付き合いでしばしば、「いいところ」にいきます
(高額なところ!)

一つのコースのなかに流れがあり、季節を感じ、美しくて立体的で、空間やアプローチ、接客も良い。
体験として非常に豊かだと思うので、毎回楽しみにしています。

今回も本当に満足で、行ってよかったです。


そして、食事と食事の間に観光する、といういつものパターン
京都は、ぶらぶらしているだけで有名、無名な寺社仏閣があり、民家やお店をみているだけで何かしら感じられるのがよいです。




おひるごはん
おひるごはん
商業施設八百一の屋上。
京都のまちなかのビルの上に、里山の再現されているのが不思議
無鄰菴庭園。山縣有朋の別荘
お殿様の庭とは違う「邸宅の庭」という感じで、
手の届く、調度良いスケールでつくられている感じ
瀧があったり
茶室があったりします
宿泊は、三条にある三井ガーデンホテル別邸
新しい建物ですが、京都らしい佇まい。
 
南禅寺 三門
非常に大きくて迫力があって、かなりかっこよいです。
「くぐること」でかなり別世界に入ることがよく感じられます
(悟りに至る三つの関門を、全くこえてないけども…)
南禅寺方丈庭園。
自然と座りたくなる段差があり、なんとなく座ってしまう。
なんとなく座ると、庭が急にいきいき迫ってくるのが不思議。
永観堂。紅葉で有名で、秋にはものすごく綺麗なんだろうな
ただ個人的には、初夏のもみじのほうが好きです。
新緑の生命エネルギーと、葉の先端の繊細さがたまらなく美しい

2014-08-23

浜松市ガレージハウスのプレゼン

浜松市北区で計画中のプレゼンテーションを行いました。

バイクガレージを持つ平屋の建物です。
敷地がとても広くてゆったりした生活ができそう!

コンパクトでとても住みやすそうなカンジになりました。

敷地の広さと南側の眺望を思い切り取り込んでいます。奥の切妻はガレージ棟


リビングと、奥の書斎

2014-08-20

名古屋市狭小敷地 プレゼン

名古屋市で計画中の住宅、プレゼンテーションを行いました。

いわゆる「うなぎの寝床」と言われる、奥に細長い敷地です。
中庭をもうけて敷地の北側を居心地の良い空間とするとともに、南側の子供部屋までも空間としては一つながりにすることで、延べ床面積27坪とは思えない、大きな空間をつくりました。

子供部屋はリビング床からスキップさせることで、プライバシーレベルを操作してあります。

敷地幅5メートル程度。細長い直方体です

階段の途中に子供部屋があり、中庭の奥側でつながっています



2014-08-01

笠井の家 上棟

浜松市にて、笠井の家が上棟しました。
予算のバランスに苦労した、住宅棟とガレージ棟があるお家です。

昨年亡くなった父親が携わった、最後の物件になります。
設計自体は一年前に終わっているのですが、道路などの完成を待ちながら、やっとの上棟です。


大工さんたち、暑い中、ありがとうございます。


2棟がズレながら建っています。左がガレージ棟右が住宅棟
田園の中にひっそりと建っています。
祝!上棟。やっとです。ここまで長かった~

2014-07-30

オープンハウス無事終了

日曜、月曜とオープンハウスを行いました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございます。


というか、暑かったデス!

初日はどうしようもなくてエアコンをつけました。
しかし、二日目はエアコン不要でした。

ここまで開放的な家ですが、庇のお陰で日射が室内まで入らない。風は抜ける、という感じで、
まったく問題なかったです。
二日目の気温は30°とのことなので、エアコンが必要な日は一年の内にそれほど多くなさそうで
す。

木製建具ならではの、完全な開口。リビングが数字より広く見えます
建って2年経つおうちですが、これという大きな不具合もなく、順調な経年変化をしております。
というか、とてもキレイな感じです。
ありがたや



バイクガレージにバイクがあった!(当たり前…)何もない状態しか見ていなかったので。
かっこいいです

2014-07-24

浜松のガレージハウス、見学会あります。

今週末の7/27(日),7/28(月)に、既にお引き渡しした
「中庭のあるガレージハウス」の見学会があります。

実は、浜松の仕事でお世話になっている「マブチ工業」のマネージャーさんのお宅です。



お引き渡しをして2年経っているので、木部や外壁など、引き渡し時とは違った姿になっています。
そういった経年変化を見てもらえる貴重な機会だと思います。
(大変な部分や、大変だと思っていたけど案外大丈夫だったところなど、いろいろあります)

興味がおありの方はご連絡ください。

mail:info@kuboe.com
tel:058-272-7338     窪江


バイクガレージから、中庭を介してリビングをみる

2014-07-18

【プロジェクト】瑞穂市オフィス

瑞穂市のオフィスのプレゼンでした。
いくつかの事業の事務機能の統合と、ショールームの新設です。

非常に交通量のある道路に接しているが、それ故に大型チェーン店が、これでもかと主張している。
非常に猥雑な敷地ですが、シンプルで力強い形で注目をひく案を提出しました。
(へんに奇抜なことをやると、逆に埋もれる可能性がある)

大きな構えと、建物後ろへの抜けをもたせて、周囲への配慮。こちらがショールーム
裏側にオフィス機能。北側の安定した光は、事務作業にはもってこいです。
広くないショールームは、スミや天井から視線を抜けさせることで閉塞感を緩和

2014-07-16

【プロジェクト】静岡県湖西市の住宅

静岡県湖西市の住宅のプレゼンを行いました。

家の中から愛車を見たいというメインテーマがある計画なのですが、
20歳を超えた長女、長男が同時に暮らすため、うまく調整しないと居心地の悪い住まいになってしまいます。

家族全員が集まることはほとんど稀なリビング、ダイニングはあくまでパブリックな一つの場所として、各個室をしっかりと計画しました。

リビングから階段を数段登って長女の部屋、そこから数段降りて中庭越しに長男の部屋としています。(長男はバンドマンで、仲間が集うそうです。)

リビングダイニングはそれぞれ最小限のサイズにしながら、ひとつの大きな屋根の中にいることを感じさせるように空間がつながっていきます。

道路が少しずつ下がっていく斜面に建つ
リビングから車を眺める。庭越しのスリット窓が長男の部屋。うるさくしても大丈夫

2014-07-15

現地調査@浜松市北区

浜松市北区で始まるプロジェクトの現地調査。
敷地が大きいです。

南側が大きく開け、北の一部と東の一部も大きく抜けているため、建物をどのように建つべきか悩ましいです。
そして、いま開けているからといって、これからもずっと何も建たないか?というコト。
答えは分かりません。
(調整区域なので建ちにくいはずですが、今にも建ちそうな印象をうけました。)

平屋の計画、スタートです。

南側は畑。その向こうも畑。でもそのうち建ちそうな感じします
南側果樹。こうなっているとすぐには建たなそうだけど、それも分からないのです。悩む

2014-07-14

配筋検査@浜松市東区

浜松市で住宅棟とガレージ棟をもつプロジェクトが着工しました。
その配筋検査。

住宅棟は通常のベタ基礎、ガレージ棟は簡易な布基礎としています。布基礎は減ってきていますが、構造的にはどちらも問題なしです。(床も土間コンクリートなので。)

接道する道路がまだ完成していないので、「陸の孤島」という感じで不思議な感じ。

道路が無いっていうだけで感じるこの感じはなんなんでしょうか。
あって当たり前のインフラだけど、場所を感じる上では無意識に大きな影響をあたえているんでしょうね。

あ、また雨です。
最近の配筋検査は雨。
毎回…。
右側が住宅棟、左側がガレージ棟
南側の田園。完成時にはこれが目の前に!のどかです…

2014-07-10

行っていいやつか、そうでないのか(タイカレーラーメン)

今日は、来月上棟予定の住宅のプレカット図チェック。
間違いが出ると取り返しがつかないので、慎重に…。

そして、湿度がスゴイです!台風の影響か。ベタベタ。
そんなこともあって、近所の酒屋さんに行った際に、反射的にタイカレーラーメン(?)の袋麺を購入。

小腹がすいた時とか食欲が出ない時に食べよう、と何も考えていなかったのですが、ふと、袋を開ける時に不安になる…


yum yum は、なんか聞いたことある。比較用修正液
貼られたシール。比較用修正液
袋、メッチャ中国語なんですけどー!!

タイ人向けに中国人が作ってるんとちゃうんか―
そして、そこんトコ、行っていいのか―

シール張って日本の会社が輸入してるけども―、その会社は大丈夫なんか―、モノホンか―
中国の袋ラーメンで、モンゴル人亡くなってたけど、そこんトコ、行っていいのか―


いくけど。
そこんところ、勇気出していくけど。





行ったけど。


まあ、今のところ大丈夫そうです。
日本の基準をクリアしてるから大丈夫だと思うけど、怖いからスープは残しました。
いや、大丈夫だと思うけど、次は、からだから排出されたであろう、一週間後くらいに、たべよう。

2014-07-07

掛川市オープンハウス終了

土曜日曜と催されました、掛川市の「山裾に佇む家」のオープンハウスが無事終了しました。
南と東に山を望み、東側が崖、北側は身内の方の家、というようなプライバシーの保たれた平屋です。

そんな大自然の中、鳥のさえずりをききながらゆったりとした二日間でした。
仕事なのに、リフレッシュ完了!

ダイニングからは大開口。リビングはソファーから眺めるピクチャウインドウ
山にあった栗の木に、若栗発見。かわいい。
そして、その後…

会場近くにあり、前から気になっていた「清水邸庭園」の観光。

元禄時代の回船問屋のお庭で、小高い丘や池を回遊しながらアップダウンする、歩いていて楽しく、立ち止まっても楽しいというお庭です。
湧水邸で休憩。煎茶のようです。

そして、七夕ということで、笹飾りや七夕に由来するお人形、笹をつかったお花のしつらえなど、季節を感じられるのがうれしい。


門。構造材が、庭の中の建物に比べてゴツいのは、意図的なものでしょうか…
これは、あれですか?「行け」ということですか?(池とかけたわけではない)


笹飾りを見て、七夕ということに気づいた。

2014-06-30

桐山啓一さんのオープンハウス見学

AIRHOUSE design 桐山さんの住宅のオープンハウスを見学してきました。
柿林に囲まれたこの場所でしかできないというような、四方向それぞれに開かれた住宅です。

ボックスが挿入されているので、大きな窓から外が見える明るい空間があったり、明りだけが間接的に流れてくる、予感させるような空間があったりと、いえの中をゆっくり歩いているといろいろな場面に出くわすおうちでした。

外を感じる
ボックスの影から明りがもれる

2014-06-26

現地調査×2

現地調査にいきました。
ひとつは岐阜市で住宅。もう一つは瑞穂市でオフィスの計画です。
どちらもいいかんじです。

敷地形状も大事ですが、その廻りの建物の建ち方とか雰囲気を掴むと、プランがしやすいのです。
住宅のほう。畑ですな。
オフィスのほう。ひ、広いです。自由度が高い

2014-06-23

いえの記憶。

父親の設計した生家には、玄関へ至るアプローチの両脇には水庭があり、壁面の小さな瀧から常に水が流れていた。
私が小学生の頃に完成した我が家が、他人の家と決定的に違う部分でもあった。

住宅で暮らしていく中で、プールや水盤といったものは非常に美しい一方、メンテナンスに非常に手間がかかる。
なので我が家でもいつしか水を張ることは少なくなり、ここ10年位は全く水を貯めていなかった。
(クライアントにも、実体験に基づき、はっきりいって水盤はオススメしていない。)





が、最近水を貯めてみた。
何を思ったか覚えていないが、とりあえず思いついてやってみた。
瀧から3本の水が溢れ、みるみる水盤ができあがった。
そうするといきなり、普段毎日来ているこの建物が、なぜか無性に懐かしいものに変わった。

明らかに自分の家で、自分が育ってきた家なんだという実感がアタマの奥底の方に湧いてきたのです。忘れていたものを思い出した、というのが正確かも。
嬉しくもあり、寂しくもあり…という複雑な感情も押し寄せた。
(ノスタルジーというやつか)

水でていて、たまっている。昔はコイを飼ったりもしたな―
これほどまでに「幼少の自分」と「家」が密接につながっているということは想像していなかったので、非常に驚いたのです。
(自分、ものすごくドライだもんで)


人にとって、家族にとって、生活する家は必ず必要だが、その形態はたくさんある。
賃貸のアパートやマンションや、コーポや建売やハウスメーカー、地方のビルダー、建築家の家…。

どんな家であっても、子供はそこで暮らし、そこで育ち、あるいは生まれることで、かけがえのない記憶になるし、その子供を形作る大きな要因になるんだ、と改めて強く思った。

いちおう、口では「建売でもOK.マンションでもいいんじゃないの?ひとそれぞれだから」と言うようにしているけど、それは大人目線の話しであって、大人の都合であって、大人の損得勘定である。

やっぱり育つ子供にとっては戸建ての家が一番いいと思った。
庭であそんで、植物を植えてみたり、イタズラしてみたり、自分が育っていって自分の部屋をそのなかでつくったり、友達が遊びに来たり、友達の家に遊びに行ったり。
雨風がしのげればどこでもいいわけでもなく、駅が近いとか売りやすいとかではなく、生活できればいいや、ではなく。

引っ越しするのが何となくイヤで、やはり、子どもにとって、とってもとっても家は大事なんだと思いました。

2014-06-20

なぜか、かさなる…

ここ一週間で、初回顔合わせが3件あった。 普段そんなに頻繁にあることではないのに、なぜか重なる…。 当たり前ですが、それぞれの方が全く状況が異なり、それなりに困難がある。 だけど、それをうまく解決させるためにアタマがあるんだろう、と最近良く考える。 いままでの経験から出てくるものもあれば、引きだしに無い場合はがんばって搾り出す必要があったり。 まあ、しぼりますよ。しぼりますとも。ボリボリ (なぜか、たいがい、しぼることになる。)

2014-06-19

掛川の家、もうすぐ


掛川の家の大工工事が終了し、内装工事に突入。
もうすぐ完成します。

いつものことですが、このタイミングあたりから床の養生がとれるあたりまで、空間が一気に豊かになっていく、その加速感がたまらなく好きですね。



みるみる完成していきます。
足場が外れました

そして、クライアントさんにお昼をごちそうしていただきました!
いままで何度かチャンスがあったものの、現場打合せが長引きすぎてお昼を逃していたのですが、やっとこの機会が来た!

さっきまで生きていたという、イサキとシマアジの活造りをいただきました。うまし。

う、動いている。しかも結構長い間…。美味しくいただきました!
完成は7月初旬予定です。

2014-06-15

浜松イベント

土曜、日曜とASJ浜松イベントで、サーラプラザ浜松へ。 日本代表サッカーとモロかぶりでしたが、欲望に勝てず、会場内でワンセグ観戦。 (名古屋の宝角センセイの文明の利器。さすが!) そして午後はテンション下がる…が、なんとかがんばる!

2014-06-11

竣工ラッシュ、PLANラッシュ

WORKSに「浜北のガレージハウス」を追加しました。
先月、今月と竣工物件があり、続々追加しております。

来月は掛川の物件が完成するので、また追加できると思います。
ラッシュですねー。
なぜか重なるようです。
それが終わると現場が一段落するのですが、現在はPLAN作成ラッシュ中。

うまくバラけないのが不思議です…

2014-06-04

浜松市 笠井の家 地鎮祭

浜松市東区の住宅の地鎮祭に参加しました。
設計自体1年以上前にほぼ終わっていたのですが、新しい道路の関係やイロイロなことでずいぶん遅くなってしまいました。

図面を見ても、思い出すのに時間がかかってしまう…。かなりムカシのはなしですからねぇ。
でも、監督さんと話しながら、少しずつ蘇ってくる記憶。
いよいよ始まります。

敷地が広い。ガレージも大きい。しかし住宅はそれほど大きくないのです。
今回は、全体の予算配分も重要なテーマでした。
巫女さん!めずらしい。とりあえず若干テンションが上がる。